「下町ロケット」 に感動 [雑記]
2011年8月4日(木)
どうしても欲しい本以外は、文庫化されるまで待つタイプですが、
ずっと気になっていながら我慢していたところに、「王様のブランチ」
で「良い良い!」とこの本を絶賛してるのを見たからもうだめでした・・・
下町ロケット/池井戸 潤
あらすじ
下町の下請け製造業「佃製作所」の社長が主人公。
対するヒール役には名だたる大企業達が。
この構図で物語が進むのですが、それぞれの企業に
味のある脇役がたっぷり出演。
中小企業には、資金繰りや取引中止などの試練が
これでもかと襲いかかるし、大企業はわがままし放題。
そんな中、佃製作所の持つ特許をめぐり、物語は
新たな展開に進み出す・・・
「佃製作所」の運命は?
----------------------------------------------------------------------------
所感
小説としてはけっして重くない・・・軽さは否めない。
でも、単純で爽快なストーリーは万人にお薦めできます
個人的には、男性的に細かい描写を丁寧に描く小説が好き
ですから、製品や部品の緻密な描写、裁判の際の技術的な論点、
特許の具体的な内容とその技術 等にページが割かれていたら
重みのある最高の読み物になるのになー と思う。上下巻でね。
だから、読んでいる最中はどうしてもマンガ的な絵が浮かんで
来てしまった。
ま、このまま映像化すると安っぽくしかならないと思う。
活字だから良いのです、このお話は!
だけど、泣きますよ
通勤電車で読んでましたが、人目を気にする暇も無く
ウルウル来るんです!
スカッとしたい方
感動したい方
ウルウルしたい方
元気出したい方
物語に浸りたい方
そんな皆さんにお勧めできる一冊です!
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【後日追記】 2011.8.
池井戸さんの作品が気になり、続けてこれを読んでみました
【空飛ぶタイヤ】
これは、読み応え十分でした!
下町・・・と同類の、企業ものなんですが、物語が細部まで
細かく描写されて、絵が浮かんできます!
今のところ、池井戸さんの作品では一押し(2冊しか読んでないが)
物語は、実際に起きたタイヤ脱落事故に限りなく近い(近すぎる)内容。
中小輸送会社の所有するトラックからタイヤが外れ、
主婦が死亡するところから物語が始まる。
トラックの財閥系製造メーカー側は、事故車のハブを持ち帰り、検査を行う。
結果、事故原因は整備不良と結論づける。
警察もその輸送会社内の整備不良が事故の原因と見て、捜査を始める・・・
死亡事故を起こした輸送会社は、取引先から取引中止の話が・・・
会社存続の瀬戸際に追いやられていく。
だが、輸送会社社長は自社に責任がない事を信じ続ける。
一方、財閥系メーカ内では、会社ぐるみでのリコール隠しの体質を
染み付かせている事が明らかになっていく。
著者の前職である銀行も物語に大きくからみ、
企業のエゴを表現していく。
池井戸さんの作品に登場する人々は、本当に味があるな・・・
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こちらを読み終わったら、下町・・・の内容が頭から飛んでいった
どうしても欲しい本以外は、文庫化されるまで待つタイプですが、
ずっと気になっていながら我慢していたところに、「王様のブランチ」
で「良い良い!」とこの本を絶賛してるのを見たからもうだめでした・・・
下町ロケット/池井戸 潤
あらすじ
下町の下請け製造業「佃製作所」の社長が主人公。
対するヒール役には名だたる大企業達が。
この構図で物語が進むのですが、それぞれの企業に
味のある脇役がたっぷり出演。
中小企業には、資金繰りや取引中止などの試練が
これでもかと襲いかかるし、大企業はわがままし放題。
そんな中、佃製作所の持つ特許をめぐり、物語は
新たな展開に進み出す・・・
「佃製作所」の運命は?
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所感
小説としてはけっして重くない・・・軽さは否めない。
でも、単純で爽快なストーリーは万人にお薦めできます
個人的には、男性的に細かい描写を丁寧に描く小説が好き
ですから、製品や部品の緻密な描写、裁判の際の技術的な論点、
特許の具体的な内容とその技術 等にページが割かれていたら
重みのある最高の読み物になるのになー と思う。上下巻でね。
だから、読んでいる最中はどうしてもマンガ的な絵が浮かんで
来てしまった。
ま、このまま映像化すると安っぽくしかならないと思う。
活字だから良いのです、このお話は!
だけど、泣きますよ
通勤電車で読んでましたが、人目を気にする暇も無く
ウルウル来るんです!
スカッとしたい方
感動したい方
ウルウルしたい方
元気出したい方
物語に浸りたい方
そんな皆さんにお勧めできる一冊です!
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【後日追記】 2011.8.
池井戸さんの作品が気になり、続けてこれを読んでみました
【空飛ぶタイヤ】
これは、読み応え十分でした!
下町・・・と同類の、企業ものなんですが、物語が細部まで
細かく描写されて、絵が浮かんできます!
今のところ、池井戸さんの作品では一押し(2冊しか読んでないが)
物語は、実際に起きたタイヤ脱落事故に限りなく近い(近すぎる)内容。
中小輸送会社の所有するトラックからタイヤが外れ、
主婦が死亡するところから物語が始まる。
トラックの財閥系製造メーカー側は、事故車のハブを持ち帰り、検査を行う。
結果、事故原因は整備不良と結論づける。
警察もその輸送会社内の整備不良が事故の原因と見て、捜査を始める・・・
死亡事故を起こした輸送会社は、取引先から取引中止の話が・・・
会社存続の瀬戸際に追いやられていく。
だが、輸送会社社長は自社に責任がない事を信じ続ける。
一方、財閥系メーカ内では、会社ぐるみでのリコール隠しの体質を
染み付かせている事が明らかになっていく。
著者の前職である銀行も物語に大きくからみ、
企業のエゴを表現していく。
池井戸さんの作品に登場する人々は、本当に味があるな・・・
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こちらを読み終わったら、下町・・・の内容が頭から飛んでいった
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